滋賀県湖北地方において古くから栽培されていたマクワ瓜(トラマクワ)の選抜種。 福井のカワズウリによく似ているが同種は糖の発現がない点で異なる。
熟期はやや晩生で、栽培容易な多収優良種。 マクワとしてはやや大きいほうで果重1kg位。 果皮に条斑があり、わずかに凹凸を有する。 果肉はやや橙色を帯びた黄緑で、肉厚でよくしまり芳香があり食味良好。 完熟果は生食に最適であるが、湖北地方では未熟果を糠漬に用いる。
虎御前まくわ のページへ>>
滋賀県の湖西地方で作られていたマクワウリで熟期はやや晩生で、栽培容易な多収優良種。 果実は楕円球形でなりくらの変異を後代固定したものと思われる。 食味も同様にメロンのような香り、スイカのようなみずみずしさがある。 地蔵盆のお供えにもよく使われる。
なり駒まくわのページへ>>
現在の滋賀県野洲郡中主町と周辺で栽培されていた早生種のマクワウリで、栽培容易な多収穫優良種。 果は中型で10条内外の縦縞があり、完熟するとへたに離層ができつるから離れる。 肉は青味のある白色でよくしまり芳香があり食味非常に良好。 メロンのような香り、スイカのようなみずみずしさがある。 地蔵盆のお供えにもよく使われる。
なりくらまくわ のページへ>>
滋賀県野洲郡北里村爾保郷(現在の近江八幡市十王町)附近で古くより栽培されていた奈良漬用に優れたシロウリ。 中生の豊産種で顆皮いずれも緑白色で果長40cm前後で漬け頃。
仁保(にぼ)うりのページへ>>
実取り専用の大粒品種。 花は白花、種実は白目で品質よく、煮食用に最適です。 草丈が高く、耐寒性にも優れ、分枝性と双夾性の高い豊産種。
滋賀緑えんどうのページへ>>
作りやすく揃いのよい甲高球で、一球平均350g程度の大玉。 12月末まで吊り貯蔵できる増収型の中生種。 抽苔や分球の心配は少ない。
びわこ貯蔵たまねぎのページへ>>
貯蔵性の高い品種を育成する目的で、滋賀県農業試験場で昭和35年から岐阜黄の系統選抜を行い、40年に滋賀黄と命名し市販した吊り玉および冷蔵用品種である 甲高で首のしまり良く、色沢とよい市場性の品種である。
標準の播種期は9月15日(滋賀標準)。 定植期は11月中旬で80%倒伏期が5月下旬と早く、当時の水稲前作には非常に有利であった。 現在では琵琶湖貯蔵たまねぎ等に移行している。
この品種は滋賀県農業試験場、京都市場、滋賀県種苗生産販売協同組合により昭和40年頃から選抜・淘汰して作出された早生系にんじんで名前のとおり根部の中心まで紅芯で耐病性、多収の品種である。
適作は夏蒔き冬穫りで、根長35cm、根径5cmぐらいが標準である。
欧州系と異なり、リコピンを含有しているので赤紅色を呈し、肉質柔らかく甘味に富み、にんじん臭が少なく日本料理に適している。 作土の深い砂壌土が適地である。
滋賀真紅金時にんじんのページへ>>
滋賀県特産のゆるぎかぶからの変異株と思われる。
茎は緑色、根部は美しい鮮紅色で中身にも赤色が入る。 直径8~10cmの中かぶ。
肉質は緻密で品質がよく、糠漬にすると独特の風味がある。 浅漬にも適する。
琵琶湖紅かぶ のページへ>>
万木カブの産地において、根こぶ病の被害が年々増加し栽培上の問題となっていたため、滋賀県農業試験場では昭和56年秋に同湖西分場で選抜した万木カブの優良母本58個体を国の野菜・茶業試験場で鉢上げし、57年4~5月に病気に抵抗性のあるカブ4品種と交配してF1種子を得た。
その後、在来種との戻し交配をはじめ、現地の汚染圃場での抵抗性検定をはじめ、病土挿入法により幼病時の抵抗性検定を繰り返した。
また、実用形質については、草姿をはじめ根形、根色、肉質について調査し、当初の育種目標に近く特性の優れた系統について種苗登録を出願し、平成5年3月10日付で品種登録(登録品種名:湖西1号)された。
近江万木かぶのページへ>>
初めてご利用の方|ご利用特典、お買い物方法、新規会員登録はこちら
[2024.11.18]
●【青パパイヤ苗】2025年春 販売(ご予約)について
毎年ご好評いただいております「青パパイヤ」苗ですが、 来春も販売させていただくこととなりました。 先日からメールやお電話でお問い合わせをいただいておりますが、 販売価格未定のため、現段階でご予約は承っておりません。 ...続きを読む>>
[2024.08.11]
●休業のお知らせ
誠に勝手ながら、08/14(水)~08/15(木)は休業とさせていただきます。 インターネット・FAXからのご注文は受付できますが、お電話でのご注文・発送・お問合せのメール返信等はできませんので、ご容赦くださいますようよ...続きを読む>>
滋賀県湖北地方において古くから栽培されていたマクワ瓜(トラマクワ)の選抜種。
福井のカワズウリによく似ているが同種は糖の発現がない点で異なる。
熟期はやや晩生で、栽培容易な多収優良種。
マクワとしてはやや大きいほうで果重1kg位。
果皮に条斑があり、わずかに凹凸を有する。
果肉はやや橙色を帯びた黄緑で、肉厚でよくしまり芳香があり食味良好。
完熟果は生食に最適であるが、湖北地方では未熟果を糠漬に用いる。
虎御前まくわ のページへ>>