ふるさと近江 しがの野菜

伊吹大根

remake

坂田郡伊吹町大久保附近で古くより栽培されていた。
このダイコンは峠(トウゲ)ダイコン、マムシダイコン、ネズミダイコン等と呼ばれている。

『和漢三戈図会』(1713年)には「江洲ノ膽吹(イブキ)相洲ノ鎌倉共ニ鼠大根ヲ出ス形短而尾有味甚辛ク……」とあり、また『本草図譜』(1821)には「葉はダイコンに似て痩せ根も又細くして長さ一尺余上細く下太く根の先を切たる如くなることマムシの尾に似たり唯細き根を垂ること鼠の尾に似たりこれ全てダイコンの類にしてニンジンの類にあらず時珍ニンジンの条に入るは誤なるべし」、本朝食鑑に「鼠大根という者あり短かく円く豊肥して其尾細く長し故に名く其味極めて美なりといへり」と書かれ図は三色刷りで印刷されている。
また、後年の出版書ではこのダイコンから草津の山田、伏見の桃山、紀州の和歌山ダイコンなどが生れているが、当時種子は門外不出であったと思われることから、各地に分布したのは何者かが持ち去ったものと思われる。

伊吹大根のページへ>>


初めてご利用の方|ご利用特典、お買い物方法、新規会員登録はこちら

太田店長のコレがおススメ!

  • [2024.11.18]

    ●【青パパイヤ苗】2025年春 販売(ご予約)について

    毎年ご好評いただいております「青パパイヤ」苗ですが、 来春も販売させていただくこととなりました。   先日からメールやお電話でお問い合わせをいただいておりますが、 販売価格未定のため、現段階でご予約は承っておりません。 ...続きを読む>>

  • [2024.08.11]

    ●休業のお知らせ

    誠に勝手ながら、08/14(水)~08/15(木)は休業とさせていただきます。 インターネット・FAXからのご注文は受付できますが、お電話でのご注文・発送・お問合せのメール返信等はできませんので、ご容赦くださいますようよ...続きを読む>>